サントリー美術館「絵巻マニア列伝」と銀座「ブランデール」のチョコレート

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    仕事で東京へ、翌日サントリー美術館「絵巻マニア列伝」に行ってきました。最終日。

     

    知人の日本美術の学者さんが、「山本さん行かなきゃあ」とのことで、うろうろしちゃいました。

     

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    もちろん撮影禁止ですから、玄関のポスターの写真です。

     

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    「玄奘三蔵絵巻」藤田美術館蔵14世紀

     

    龍窟で礼拝を続けると仏の姿が浮かび上がるシーンです。

     

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    柄香炉の向こう、礼拝する法師の前の花は、昔見たときには、玄奘三蔵が自ら手向けたものだと思ってました。

     

    何の花かと、問うことのできない表象の花です。三蔵法師が、供えた花ではなく,柄香炉より香の煙が漂っている表現がされているので、仏とともに、煙のなかに思念として浮かび上がった花でしょう。中国、14世紀は、元から明へ移行した頃です。李朝に通じる穏やかでのんびりした雰囲気も感じられますが、唐から宋の時代の伝統の匂いも漂います。他の渓谷の景色のなかの風景描写の物に比べるとその違いが、はっきりしています。宝相華の表現です。

     

     

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    かわってこちらは、「絵師草子」です。 やはり14世紀です。

     

    喜び踊り狂う人達の中央には火鉢があります。よく見ると文様が描かれています。

     

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    以前、橿原考古資料館で撮影した火鉢です。

     

    つくられた時代は13世紀後半から14世紀でしょう。六葉に区切られていて、これを輪花といいます。肩には印花と言って、スタンプを押し当てた巴文様があります。鎌倉出土の漆器や古瀬戸も、やはり印花紋があり、この時代の流行でした。この絵巻の火鉢は奈良火鉢と思われます。

     

     

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    奈良火鉢ということをこのときはじめて知りました。

     

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    瓦質土器といって、瓦と同じ作り方です。中世の街や社寺では器、鍋、釜などの瓦器が発掘されています。

     

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    予定を早めて、スウィーツを求めて銀座をうろうろしてしまいました。

     

    あっちの店も甘〜まいぞ、こっちの店も甘〜まいぞで、銀座は、田舎者には誘惑の多すぎる街でした。

     

     

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    結局、「ブランデール」のチョコレートに負けてしまいました。

     

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    無理無理の、コジャレて作った美味しさでないことが素敵です。

     

    欠点は店員さんが、皆スリムなこと、これってチョコっと嫌味でない?っていう女心が、ふと芽生えました。

     

    ほんとにほんとに、店のチヨコレート食べてるのかしら、疑問符。


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