ご挨拶、スレッドリフトの治療について

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    はじめて記事を書かせていただきます。

    院長の息子、形成外科医・美容外科医の山本崇弘と申しますDocomo_kao1

     

    略歴ですが、

    名古屋大学を卒業後、東京大学医学部形成外科・美容外科教室に入局。

    現在都内の大学病院、某大手美容外科クリニック等で勤務しておりますが、原則第一・第三水曜に山本皮フ科で勤務させていただいております双葉

    美容外科的なメニューも少しずつ増やして行ければと思っております。

    また形成外科的な悩み、美容外科的な悩み等についてお気軽に相談していただければと思います。

     


     

    さて、当院で新しく導入させていただいたスレッドリフトとたるみの話をしたいと思います。

     

    年をとるとこのように顔が変形したるみ、皺が現れます暑い

     加齢による顔面の変化

     

    たるみとはなんでしょうか?

     

     

     

    加齢と共に

    骨格の萎縮;例えば歯槽骨の萎縮で歯の間にものが詰まりやすくなるのがその1例です。

    支持靭帯、脂肪組織、表情筋、SMAS(顔面の浅筋膜に相当する部分)の緩み、下垂

    が起こり、その現れがたるみですしぶっ4

     

    顔面には脂肪の区画とスペースがあり、それを支持靭帯(retaining ligament)がささえています。支持靭帯は骨と皮膚を繋ぎ、顔の皮膚を固定する役割をしており、目の下や法令線部、マリオネット部など顔の凹んでいる部分は支持靭帯がある部分に一致します。

    加齢により支持靭帯が緩むと同時に脂肪の区画が下がって飛び出てきます、ちょうど乳房が加齢で下垂してくるのと原理は同じです。

    脂肪の区画がさがってくると、支持靭帯で固定された部分をこえてせり上がり、溝となります。

    これが、法令線やマリオネット(Jowl line)と呼ばれるもの原因の一つです。乳房の下垂により、乳房の下の溝が深くなっていくのと同じです。

     

    溝が形成されることで、加齢とともにフェイスラインは逆三角形からひょうたん型に変化していきますDoCoMo

     

     

    更にすすむと脂肪が飛び出てきて、溝が深くなり・・・・

    失礼ですが、ブルドッグのようになってきます

     

    その予防には日々のメンテナンスが重要です。

    当クリニックではたるみ治療としてHIFU(ウルセラやウルトラフォーマー)、サーマクールなどのタイトニングの治療器やヒアルロン酸によるvolume up, lift upを行ってまいりましたキラキラ

    そこに、加えて先日よりスレッドリフトによるたるみ治療の施術を開始いたしましたピース

     

     

    スレッドリフトはConeやCogといった棘(トゲのようなもの)のついた糸を皮下に挿入し、たるんだ皮下組織、脂肪組織をその棘にひっかけ、引き上げた状態で固定することで、たるみの改善を図る治療です。

    主に顎の輪郭、マリオネットラインの改善、法令線に効果を発揮します。

     

    糸の挿入方法(1例)

     

    現在のたるみ治療の中で、やはりFace liftの手術が最もたるみ治療に効果があり、劇的に若返るというのは異論のない話ですが、やはり顔にメスを入れる、ダウンタイムが長い、手技的に習熟していないと合併症を起こすリスクが高まる、アジア人にはダウンタイムに見合った効果がでにくいなどの理由ため多くの日本人にとっては敷居が高く、「コスパ(ダウンタイム)に似合わない」という側面もあるのも事実です。

     

    スレッドリフトはたるみが強くなんとかしたいが顔を切るのは抵抗がある・・・という方に最適な治療だと思っております。

    施術時間は糸の本数(通常両側で4本以上です。)にもよりますが、30分程度で、腫れの程度も最小限で現在は行うことができるようになりました。

    局所麻酔は針の刺入、刺出部のみ行います。(入れ方によっては通り道にも少量麻酔を追加しますが、皮膚を切ることはありません。)

    引き上がりは直後から実感でき、当クリニックでは吸収性のスレッドを使用しますので吸収される創傷治癒過程でコラーゲン新生と収縮起点が働き、さらなるタイトニング効果があるとされています。また、支持靭帯の補強の役割をはたし、組織が引き伸ばされる力が減弱するためたるみの予防的効果もあるとも言われています。効果の持続は糸の種類にもよりますが、1−2年といったところです。

     

    このようにスレッドリフトはとても魅力的な治療なのですが、いくつか欠点があるのもまた事実です。

    まずは人によって、また糸の通し方によって皮膚のdimple(凹み)ができることがあるという点です。通常軽度のものは1週間程度で改善しますが、場合により1−2ヶ月程度残存することがあります。(これは後述しますが、リフトした部分より上の骨や脂肪組織が萎縮している方に多いです。)

    また直後はひきつれ感や側頭部の痛みが出ることがあります。こちらも1−2週間以内に改善することが多いです。

    また糸を入れるということは異物ですので糸が感染を起こすリスクがありますドクロ

    当院では吸収糸を使う、施術直後より抗生剤の内服を3日間程度行う、清潔操作に気をつける等十分な対策を行ってまいります。

    患者様自身も、施術当日はなるべく洗髪洗顔後、清潔な状態で起こしいただくことをぜひおすすめ致します。

     

    また、スレッドリフトはたるみのうち、支持靭帯の弛緩、脂肪組織の下垂に効果を発揮しますが、骨の萎縮や脂肪の萎縮によるvolumeの喪失を補う作用はありませんので、人によってはヒアルロン酸の注入併用をおすすめします。

    特に目の下や頬骨側面部に多いのですが、法令線やマリオネット部のたるみが持ち上がることで、かえってそれより上の骨のや脂肪組織の萎縮が強調されることがあります。ヒアルロン酸の注入の併用で改善出来るケースもありますのでまずは診察を受けて頂ければ幸いです。詳しくはカウンセリングにいらした時にお話させていただきます♪

     

    当座、当院では2種類の糸を使用し治療を行ってまいります。

    片方はPDO(ポリジオキサン)という材質で我々が真皮縫合等を行う場合に用いる糸と同じ材質で、通常半年程度で吸収されます。

    もうひとつはPLA(ポリ乳酸)という材質で、これも顔の骨折用の吸収性プレート、スクリュー等の材質の1つとして長年にわたり広く用いられているものです。通常1年半程度で吸収されます。

    患者様の状態に合わせてどちらの糸を使うか提案させていただきます。

     

     

     

    興味がある方はまずはお気軽にご相談くださいおじぎ

    30代の方以降でたるみが目立つ方は治療適応となります。

     


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